小さな住まいに似合う!モダンな階段5選

浮遊する坪庭のある家/大阪市の都市型住宅, 株式会社 片岡英和建築研究室 株式会社 片岡英和建築研究室 Stairs Wood Wood effect
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コンパクトな住宅に占める階段の面積は、決して小さなものではありません。だからこそ機能的なだけでなく、住空間のアクセントになるような、デザイン性の高さも求めたいところ。今回ご紹介するのは、小さな住まいを引き立てる、モダンで美しい5つの階段です。一つひとつの住空間と階段との関係にも注目してご覧くださいね。

土間からつながる和モダンの階段

木の香りが漂ってきそうな、白木の階段。中2階には和のスペースがあり、さらに2階へと続いています。コンパクトな住宅によくみられる蹴込のない階段は、土間に自然光と開放感をもたらします。


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Homifyに掲載している階段の写真

和のスペースは床壁ともにうぐいす色でまとめられています。板張りの天井とも好相性で、小ぢんまりと落ち着いた雰囲気が感じられる空間です。階段の途中にあることで、ちょっと立ち寄ってみたくなる、魅力的な場所に仕上がっています。

ゆとりをもたらす階段

こちらの住宅は10坪の店舗併用住宅です。ダイニングスペースの横をかけ上がる階段は、一部をスケルトンとしており、空間に動きと軽快さを感じさせています。

吹き抜け部分から自然光がたっぷりと入り、階段を明るく照らしています。白い壁に木調の階段はシンプルで飽きのこない組み合わせ。白と木の色のバランスもちょうどよく、小さな空間に伸びやかさを与えています。

異なる機能をつなぐ階段

こちらは広さ94.87 ㎡の住宅にシェアオフィスとシェアキッチンを併設したコンプレックスです。シェアを介して家を開き、住宅の枠を超えた循環をつくり出そうと試みているのだとか。奥に見える階段は、空間に占めるボリュームこそ大きくはありませんが、シャープな輪郭が強い印象を残しています。


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階段の途中からキッチンを見下ろしています。鉄骨の梁の下からのぞくキッチンは、何ともいえない開放感があります。鉄骨の梁に鉄骨階段、メタル素材といった組み合わせは一見すると無骨にも感じられますが、塗装を施すことにより、居心地よくあたたかみのある空間に仕上がっています。

住まいを貫く階段

設置スペースを節約できるらせん階段は、狭小住宅でよく使われるデザインです。こちらのらせん階段は 墨田区向島にある4人家族の木造2階建て住宅の中にあります。階段の踏面には気を使用しており、ナチュラルなインテリアに溶けこんでいます。

らせん階段は玄関から屋上まで繋がっています。トップライトや窓からの柔らかな光が階下に落ち、各室に風が通り抜ける計画としています。人が行き交う東京の下町らしい開放的な住まいにぴったりな、明るく風通しの良い階段です。

宙に浮く階段

まるで宙に浮いているような、キャンティレバーの階段です。壁も手すりも白いので、階段の断面の美しさが際立ちます。階段から落ちる光と影も美しく、空間に表情を与えています。

この階段はリビングの壁に寄せて設置されています。リビング階段のプランニングでは生活動線を十分に考慮する必要がありますが、家族の外出や帰宅を把握しやすく、コミュニケーションがとりやすいという良さがあります。


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