ガーデニング初心者におすすめ!インスタント・ガーデンの造り方

Y. Y. Y. Y.
Sommergarten, Pflanzenfreude.de Pflanzenfreude.de Country style garden
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今年もまたガーデニングの季節がやってきましたね。ガーデニングに興味はあるけれど、いざ、種から育てるとなると難しそう。花を植えてみたいけど、何から始めればいいのかいまいちよくわからない。そんなガーデニング初心者のために、今回は「インスタント・ガーデン」なるものをご紹介したいと思います。お庭やベランダに咲き乱れる花を手軽に愉しめる、ビギナーにもお勧めのガーデニングです。

インスタント・ガーデンって?

インスタント・ガーデンとは、苗を用いたガーデニングで、たった1日で、花が咲き乱れるお庭ができてしまうという、そんな夢のようなお話を叶えてしまう方法です。ある程度成長した苗を購入し、自分の好みにレイアウトします。花盛りのもの、もしくは蕾のついた苗を用いるので、種から育てる場合のように時間もかかりませんし、うまく成長するかという心配もありません。まさにガーデニング初心者向きのガーデニング。成長した植物を用いるので、レイアウトもしやすいですね。こちらのバルコニーはピンクの花のグラデーションが映えていますね。鉢植えの場合は、鉢の色も計算に入れてバランスをとると、さらにお洒落になりますね。

まずはレイアウトをデザインする

花の苗を購入する前に、庭やベランダをどんな風に演出したいのかイメージしてみましょう。その際、頭の中でイメージするだけでは曖昧になってしまうので、色鉛筆などで、紙に描いてみるのも良いでしょう。スペースや、自分の求めるガーデニングのスタイルなどを考慮しつつ、バランスよく、レイアウトすることが大切です。お気に入りの花同士を寄せ植えしてもいいですし、好きな色で花を選んでも。

インスタント・ガーデニングは花を楽しむだけじゃない!

ここで忘れてはならないポイントは、インスタント・ガーデニングは、ある特定の問題を解決するのに役立つということ。最も一般的なところでは、見苦しい眺めを隠せるということ。庭の一部に土がむき出しになっていたり、もしくはベランダの壁が気に入らない時、植物の成長を待つことなく、その部分を覆い隠すことができますね。もちろんプライバシーを守る目的で、外からの視線を遮断するための、目隠しとして用いることもできます。ですからレイアウトを考える際には、その辺りも考慮に入れてプランすると良いでしょう。

花苗選び

レイアウトが決まったら、お花を選びましょう。植物の種類によって開花時期も違うので、一度園芸店に立ち寄って、どんな選択肢があるのか見てみると良いかもしれません。ちなみに春の花は、ロベリア、キンギョソウ、ゼラニウム、マーガレット、ヒナギクなどが育てやすくおすすめです。こちらのお庭は、静岡の造園会社、BLOOM FIELDのデザインによるもの。優しい色の花が咲き乱れる庭は、ヨーロッパの田園風景を連想させる眺めですね。こんなお庭が家にあると、生活にもゆとりの時間ができそうです。

植え替え

花苗を購入したら、いよいよ苗の植え替えなのですが、その前に土に肥料を与えておきましょう。地植えの場合は、植物を植え替える場所の土に肥料を追加し、それを一晩放置しておきます。一晩は、土壌微生物が落ち着くために時間です。そして苗は気候に慣らすために、植える場所に、一晩置いておきます。そうすることにより、植物の負担を軽減できるので、ショックで枯れてしまうこともありません。バルコニーでプランターに植え替える場合も同じです。土が落ち着き、植物を気候に慣れさせたら、いよいよ植え替えです。苗のポットから出したら、根の周りの土をそのまま植え付けます。その際に、苗の土が付いている部分より深く植えないよう注意しましょう。植えた後は、たっぷり水を与えましょう。

水やり

多年草の場合は、毎年花を咲かせてくれます。花を長く愉しむために、最初の数年間は水やりに気をつけましょう。慣れてきたら、水遣りの周期がだんだんわかってくるようになるでしょう。インスタント・ガーデンだったものが、立派な庭になってくることでしょう。

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