500万円でここまで変わる!マンションの一室をリフォームした住まい

西葛西の住居, 蘆田暢人建築設計事務所 ​Ashida Architect & Associates 蘆田暢人建築設計事務所 ​Ashida Architect & Associates Industrial style dining room
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今回ご紹介する蘆田暢人建築設計事務所  ASHIDA ARCHITECT & ASSOCIATESが手掛けたこちらの住まいは、日当たりの悪さから借り手のつかなかった賃貸マンションの一室をリフォームしたもの。環境面でもコスト面でもスクラップビルドの問題が何かと話題に上る昨今。借り手のつかないマンションでもリフォームをすることで見違えるほど魅力的な空間となります。では早速見て行くことにしましょう。 

写真 繁田諭(Satoshi Shigeta)

​広々とした空間で採光確保

日当たりの良さは快適な住まいの必須条件とも言えますよね。こちらの部屋も採光条件の悪さから借り手がつかなかったそう。そこで建築家は、より広い面積に光が行き渡るよう、窓に面して広めのリビングダイニングを配置しました。仕切りのないゆったりとした空間を設けることで光や風をより広い範囲に行き届かせることができます。

​白を基調として明るさと広がりを生む

床と壁は白く塗ることで空間がより広く明るく感じられます。さらに照明を白い天井面に当てることで光がより広い範囲に拡散し、柔らかく室内を包み込みます。壁に面して配されたキッチンも白で統一されています。

木製カウンターで空間をさりげなく仕切る

手前の背板のない腰高までのカウンター+木製棚は、収納確保の用途はもちろんのこと、圧迫感を与えることなく、空間を緩やかにゾーニングするのに最適です。

​レトロモダンなインテリア

入口からリビングダイニングを望んだ様子です。空間同士を半透明のガラスを用いた室内扉で仕切ることによって、プライバシー確保をしつつ採光を確保することができます。取っ手など、どこか懐かしく素朴でありながらもモダンで落ち着いたデザインが素敵ですね。

​合板でローコストでも質感のある壁が実現

トイレやバスルームなど、水廻りの入るヴォリュームの壁には、一体的にデザインされた洗面室の扉も含めて、合板が用いられています。色ムラを出すことで、ローコストでありながらも、高級感、質感のある壁が実現しています。さりげないシンプルなデザインで空間にアクセントを加えつつ、スペースを有効活用できる造作棚も嬉しいですね。

​足場板の古材を用いた床

レトロな時計、裸電球のペンダントライトと、シンプルで飾らない、かつ味のあるインテリアが目を引きます。床に用いられているのは足場板の古材。住まい手の変わる賃貸マンションの一室とあって、傷が目立たず、かつ張替も容易なこの床材が採用されました。ナチュラルで無骨な印象の古材がこの部屋の雰囲気と調和していますね。

モダンで落ち着いた雰囲気の洗面室

静かに佇むシンクと木製フレームの鏡が印象的な洗面室。シンプルモダンかつレトロな雰囲気にまとめられています。マンション一室全体に細部までのこだわりと統一感が感じられる魅力的なリフォームプロジェクトです。

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