東京の建築家が手掛けたデザイン性と快適さを両立した住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
シンプルモダン:こだわりを持つ若夫婦のための家, JWA,Jun Watanabe & Associates JWA,Jun Watanabe & Associates Modern living room
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今回ご紹介するのは、若いご夫婦のために快適さを追求して実現した個性的な住まいです。印象的な外観デザインやスタイリッシュなインテリア、明るく開放的な室内空間が特徴となっており、自分らしく暮らしを楽しめ、かつモダンな雰囲気の住宅に仕上がっています。2014年にはグッドデザイン賞も受賞したというこのプロジェクト「狭山の家」を手掛けたのは、東京を拠点に活動している建築設計事務所 JUN WATANABE & ASSOCIATESです。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

デザインはシンプルだけど印象的な外観

閑静な住宅地に佇むこの住まいは、角地に建つ木造2階建て。敷地の西側には雑木林があり、緑も身近に感じられる周辺環境となっています。こちらは外観の様子ですが、通りと同じ高さに駐車スペースがあり、少し高くなった位置に1階部分、その1階のボリュームとズレるようにして2階部分があるいう個性的なフォルムをしています。外壁はとてもシンプルですが、形に存在感があり、とても印象的な外観デザインとなっています。

【外観デザインについては、こちらの記事でも紹介しています】

外観デザインをおしゃれにしていくための6つのポイント

機能だけじゃない快適な玄関まわり

この住宅のクライアントさんはまだ20代の若いご夫婦。住まいにこだわりを持っていたために、建築家は「確固とした拠り所を感じさせる住まい」を目指して、この家をプランニングしたということです。こちらは玄関アプローチの様子ですが、2階の張り出した部分が1階にピロティのような半屋外空間を作り出していて、駐車スペースから数段階段をあがったこの玄関ポーチやそこから一段上がった石畳のスペースも、ほどよくくつろげそうな居心地のいい雰囲気に作られています。

吹き抜けで開放的なLDK

こちらは室内の様子です。生活の中心となるLDKは、吹き抜けで開放感のある作り。白を基調としたシンプルでスタイリッシュなインテリアでまとめられ、明るさに包まれた快適な雰囲気となっています。リビングルームには大きな窓が設置されており、外の眺めを楽しみながらゆったりとリラックスした時間を過ごすことが出来そうですね。

家族で過ごすダイニング

こちらはダイニングキッチンを中心とした眺め。キッチンは対面型のモダンなデザインで、清潔感のある白が印象的です。ダイニングスペースは吹き抜け部分で天井が高いために、落ち着いて食事が楽しめそうです。2階へ続く階段はシンプルで軽やかなデザイン。さり気ない存在感で空間にインテリアの一部のように馴染んでいるのもポイントです。階段上部には窓が設置され、ピクチャーウィンドウとして外の緑を室内に取り込んでいます。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のダイニングを紹介しています。◀

ダイニングの写真ページ

シンプルな子供部屋

ナチュラルなフローリングと白を基調としたインテリアで仕上がっている子供部屋。真ん中にソファを置くことでゆるやかに空間を仕切り、お子様を遊ばせるスペースとベッドのある寝室スペースとに上手に分けています。将来的にパーテーションなどを利用して2部屋にして、子供の勉強部屋や趣味部屋などを作ることも考えられそうです。シンプルな空間ならフレキシブルに対応しやすいので、家族のライフスタイルの変化に合わせながら、家族みんなで長く快適に暮らすことが出来ますね。

建築設計事務所 JUN WATANABE & ASSOCIATESが手がけた家はこちらでも紹介しています

建築設計事務所 JUN WATANABE & ASSOCIATES

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