インテリアにアートを取り入れた空間で暮らしていると心が豊かになり、気持ちにもゆとりが生まれます。また、様々なアイデアやインスピレーションを得ることもできるので、感性が磨かれて日々の暮らしをより楽しむことができるでしょう。今回はギャラリーや美術館のような雰囲気を持つ、東京、愛知、大阪の住まいをご紹介いたします。
こちらは細長い敷地を活かし、2つの中庭をもつ東京・浜田山に建てられた住宅です。玄関を入ると土間空間が広がり、敷地奥に植わるオリーブの古木まで20mほど見通すことができます。この空間は建物の主動線であると同時にギャラリーでもあり、白い壁のニッチ部分には美しい白磁が飾られています。全体的にモノトーンでまとまったクールでシックな空間が広がっています。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の玄関を紹介しています。◀
こちらは大阪の住宅地に建つモダンな外観デザインの住宅です。内部はコンクリートの壁が印象的な無機質でシンプルな空間が広がっています。階段スペースの壁には透過性のある素材が埋め込まれ、そこを通って光がアートのように降り注いでいます。意表をついた美しく楽しいアイデアですね。
愛知県美浜町の住宅地の片隅に残された樹々が生い茂る高低差7mの崖地に建てられた夫婦共に芸術家の住まいです。内部はスキップフロアになっており、キッチンから見える位置に活動拠点となるアトリエが設置されました。そこには住い手自ら様々な土を取り寄せ塗り上げた土壁が印象的な、温かみのある空間が広がっています。
【スキップフロアについては、こちらの記事でも紹介しています】
こちらは絵を描く事とレコード鑑賞が趣味の建築主のための住宅で、「美術館のような住宅を建てたい」という要望のもと、建てられた住宅です。内部はアートが映える真っ白な空間が広がっています。玄関からつづくエントランス・ギャラリーでは、中庭を介してリビングが見えます
こちらは絵をたくさん飾り、美術館のような家にしたいとの要望に基づいて建てられた、東京・ひばりヶ丘のコンクリート造2階建ての住まいです。三階の軒下まで木製ルーバーが設置され、プライバシーが確保されたモダンで美術館のような住宅が実現しています。
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