住宅密集地や狭小地が多い東京で家を建てる場合、プライバシーを確保しながら光を取り入れるために様々な工夫が必要になります。今回は光がたっぷりと取りこまれるアイデアが施された素敵な東京の住まいを5軒ご紹介いたします。
こちらは東京・府中の住宅で、近くの緑豊かな公園につながる2つの道路に挟まれた敷地に建てられました。その二つの道路に対して積極的に開き、吹き抜けのあるリビングにはダイナミックな開口が設置され、燦々と光が降り注ぐ開放的な空間が実現しています。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています。◀
こちらは東京都の狭小地に建てられ、「東京の空の切り取り方」にこだわってデザインされた住まいです。トップライトは、大きな変形した四角形の開口とその中にある正四角形の面と、さらにその中にある正四角形の開口で出来ており、まるでピクチャーウィンドウのように空を見ることができ、そこからたっぷりと光が注ぎこまれます。
【狭小住宅については、こちらの記事でも紹介しています】
こちらは東京・世田谷の住宅密集地に建てられた住宅です。隣接して三方向に建物が建ち、前面道路は北側にあたるため直射日光がまったく入らないという悪条件が揃っていました。そこでボリュームの真ん中を1.8mの幅でごっそりと抜き取り、三方がガラスで覆われた空間を挟み込むアイデアで進められました。吹き抜けの天井は全面トップライトでまるで空が切り取られたように見え、光が降り注ぎ、プライバシーが確保された明るい住まいが実現しました。
こちらは東京都内の高級住宅街・白金に建てられた一軒家です。乳白色のガラスのシェードは外観と内部に個性的なデザインを創り出すだけでなく、プライバシーを確保するにも適しています。このガラスを通して室内には柔らかな光が広がります。