インテリアイメージを変えると、気分も変わります。季節や気分に合わせて部屋の模様替えをしてみてはいかがでしょうか?インテリアの印象のアクセントになるポイントを知っておけば、簡単にコーディネートを変えることができます。今回は、インテリアイメージを変えたい時のポイントをご紹介していきます。
インテリアイメージの変更は、壁紙のデザインやカラーを変えることで大きく左右されます。シンプルな単色のものから、柄やパターンのものまで様々なものがあり、その空間のイメージを決定づけます。こちらの様に、リビングの小上がり和室にポップな壁紙デザインを取り入れると和室のイメージがガラリと変わります。
クレジット: 写真/フルタヨウコ
インテリアイメージは、カーテンデザインの重要性を認識しておきましょう。カーテンは、陽射しの調整や視線カット等の機能性も大切ですが、カーテンは面積が広く部屋の中で占める割合が多いので、カラーの持つイメージを考えて部屋のインテリアに合った色を選ぶようにしましょう。カーテンをメインカラーにする場合は、リビングに置くソファ、寝室のベッドカバーなどと同系色で揃えるのが一般的です。アクセントカラーにする場合は、クッションなどの小物とカーテンカラーを揃えると統一感のある部屋になります。
家具のレイアウトで空間の印象を変えてみましょう。こちらのように部屋の家具レイアウトをシンメトリーに配置することで、空間にアイキャッチをつくることができます。見る人の目線を自然に誘導し動きを感じさせるレイアウトは、実際の部屋以上の空間の広がりを感じさせる効果があります。
【レイアウトについては、こちらの記事でも紹介しています】
こちらは、ボヘミアンな要素をラグでプラスしてリラックス感のある大人のコーディネートのリビング。鮮やかな色合いとウールの素材感がワンランク上のインテリアを演出しますね。ラグを選ぶときは、床の色味とラグのカラーのコントラストや統一性を考えましょう。床が明るく薄い色ほど部屋が広く見え、濃い色は部屋が狭く見えると言われています。ラグは床色とのカラー対比を考えて選びましょう。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています◀
照明のデザインを変えると空間の印象が大きく変わります。天井用のインテリア照明器具は、天井に直接設置するシーリングライトと呼ばれるタイプと、吊り下げ式のペンダントライトの2つのタイプに大きく分けられます。こちらは、家族団らんの時間を温かく優しく照らしてくれるペンダントライトを設置したダイニングルーム。ペンダントライトを低く吊るすとスポットライトのような効果があり、光と影の陰影が落ち着きのある食卓を演出してくれます。