暖かな印象を生み出すモダンな家

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
Haus R, archifaktur archifaktur Minimalist house
Loading admin actions …

世界各国で様々な家が建てられていますが、中でもミニアルなフォルムの家はとても人気があります。今回紹介するのもそんなミニマルな住宅です。それを手がけたのは建築事務所ARCHIFAKTUR。建てられたのは直線が目立つシンプルな形をした箱型の建物です。ミニマルな姿をしていますが、暖かな印象を感じさせてくれるでしょう。それでは早速そんな建物を見てみることにしましょう。

風景に溶け込む家

ミニマルな建物の長所となるのは、個性的な外観であっても、目立ちすぎることはなく周りの風景と溶け込めることだと言えるでしょう。それは住宅街や郊外の自然が豊かな場所でも、周りに広がる景観を台無しにすることはありません。本住宅は木々が迫る自然の美しい場所に建てられていますが、ここでも周辺環境の中に美しく溶む姿を見ることができるでしょう。

暖かな印象を生み出す外壁

本住宅を眺めると外壁の色が印象に残るかもしれません。一般的にはシンプルなデザインと言えば、色があまり主張しないように白や黒色といった色が多く使われます。そして時には冷たさえ感じることになるでしょう。ですが本住宅で冷たさを感じることはありません。ベージュ色にまとめられた外壁は、特別目立つこともなければ、冷たさを感じさえることもなくシンプルでも暖かな雰囲気を感じさせるものになっています。

斜面に建つ建物

建物は斜面に建てられているため、前から見ると2階建て、背後から見ると1階建てになっています。そのため2階であっても窓を開ければ、外には庭が広がっています。そして2階からでも気軽に外へと出られ、開放感を楽しむことができるでしょう。このような2階部分の前に広がる庭には、白いタイルが敷かれており、外へと誘うだけでなく、建物のシンプルさを引き立てています。

統一感が生み出す美しさ

家の中に広がるのは明るく美しい空間。そんな印象を生み出すのは統一感です。室内の色は明るい色に統一されており、昼でなくとも明るさを感じることができるでしょう。一方で壁に集められたのは棚などの収納スペース。それは一見すると壁にしか見えず、ゴチャゴチャした印象を与えることはありません。ですが、多くの収納空間があるため、とても機能的に使うことができます。

開放感のある室内空間

リビングルーム、キッチン、ダイニングは壁で隔てられておらず1つの空間となっているため、とても開放感があります。そんな感覚を一層引き立ててくれるのは、壁に取り付けられた大きな窓。家の中から外に広がる景色を眺めることができ、まるで庭先にいるような印象を与えてくれます。また家の中には壁が少ないため、どこからでも外の景色を眺められるため、閉塞感を感じることはありません。

モダンな暖炉

壁にある収納スペースに並んで黒いスペースが目に付きます。それは暖炉と薪を保管する場所。暖炉と言えば、どこか古めかしさや、懐古的な雰囲気になることがあります。ですが、ここでは壁に溶け込むように設置されており、家が持つモダンな雰囲気を損なうことはありません。もちろん家の中を実際に暖めて、心地良い生活を送ることができるでしょう。

開放的なベッドルーム

ベッドルームもリビングやキッチンと同様に大きな窓が広がっています。そのためベッドで横になっていても、外の風景を眺めることができます。夜には窓越しに星空を眺め、朝には部屋の中へと射し込む朝日で目覚めることができます。このようなベッドルームなら心地よく眠ることができるでしょう。

美しいバスルーム

バスルームも他の部屋と同じように明るく開放的な空間になっています。部屋は他のスペースと繋げられており、圧迫感はありません。そんな感覚はバスタブ近くに設けられた大きな窓が、一層強調してくれるでしょう。こんなバスルームなら一日の疲れをしっかりとることができ、明日のエネルギーを充電できるに違いありません。

Need help with your home project?
Get in touch!

Highlights from our magazine