キッチンリフォームの前に知っておきたい6つのこと

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
空間の凹凸を活かしたカラフルな家, nuリノベーション nuリノベーション Kitchen
Loading admin actions …

キッチンリフォームで今の家族構成やライフスタイルに合った使いやすい台所にしたい方も多いと思います。その中で、今までとは違うキッチンレイアウトやキッチンカウンターの素材、さらにはIHクッキングヒーターや食洗器など、新しい台所設備を取り入れることもあるでしょう。キッチンをリフォームすると言っても、使いやすい台所にしていくには多くのことを考えていくことが必要となります。そこで今回は、キッチンリフォーム前に知っておきたいことを紹介していきたいと思います。

キッチンリフォームでは台所スペースに見合ったレイアウトに

キッチンリフォームでI型やL型などの壁付きキッチンからII型やアイランドキッチンなどの対面式キッチンに変えたいという方もいらっしゃるでしょう。こうしたキッチンレイアウトを変更する際には、もともとの台所スペースに見合ったレイアウトかどうかを見極めることが重要です。基本的に壁付きキッチンよりも対面式キッチンの方がより広いスペースが必要となることから、場合によっては狭くて使いづらいキッチンとなってしまいます。こちらのNUリノベーションが手掛けた住まいのように、キッチンレイアウトだけでなく、キッチンカウンターとダイニングテーブルを一体にして、より広い作業スペースのゆったりとしたキッチンとするなどの工夫も考えてみるといいでしょう。

収納スペースをしっかりと確保

キッチンの使いやすさに大きく影響するのが収納スペースです。台所の規模を小さくするリフォームでない限り、最低でもこれまでと同程度の収納スペースを確保することが基本となるでしょう。使用する頻度の高いものは下の収納に、あまり使わないものは上部の吊り戸棚を上手く利用しながら使いやすいキッチンとしていきましょう。また、豊富な収納力を持つパントリーの設置も考えてみてもいいでしょう。パントリーについては、「パントリーで余裕のあるキッチンに!そのメリット・デメリット」も参考にしてみて下さい。

明るいキッチンに

キッチンリフォームで新しい台所をより明るく広々とした場所にしたいという方も多いでしょう。もし、吊り戸棚が設置されている場合は、それを取り除くことで一気に明るいキッチンにすることが可能です。もちろん、取り除いた戸棚分の収納スペースを他で補うことをきちんと考えていきましょう。あるいは、対面式キッチンよりもスペースをとらない壁付きキッチンにすることで、広々としたキッチン、さらにはダイニングとすることもできます。

ゴミ箱のスペースを忘れずに

小さなことですが、意外にキッチンの使いやすさに大きく影響するのがゴミ箱です。キッチンリフォームにおいても、その置き場所を確保することをついつい忘れがちです。きちんとゴミ箱のスペースを確保していないと、台所での作業の邪魔になってしまうような所に置くしかなくなってしまいます。対面式キッチンと壁付きキッチンではゴミ箱の置き場所も変わってくると思いますので、そうしたことも念頭にキッチンレイアウトを選んでみてもいいでしょう。

キッチンカウンターの素材や高さ

キッチンリフォームではキッチンカウンターを新しいものに変えることも可能で、それによって使い古した天板を新しくできるだけでなく、その素材によってキッチンの雰囲気も一気に変えることも可能となります。また、台所の使いやすさはキッチンカウンターの高さでも大きく左右します。楽な姿勢で調理ができるように、自分に合った高さを実際に試しながら選んでいくといいでしょう。

キッチンリフォームの予算

気になるキッチンリフォームの予算ですが、基本的にはI型キッチンでだいたい50万円から、対面式キッチンでだいたい70万円からといったようにキッチンレイアウトによって価格は異なります。また、キッチンレイアウト変更による排水管やダクトなどの移動が必要となるリフォームや、以前のキッチンで床や壁が傷んでいる場合には費用が高くなることも念頭に置いておきましょう。キッチンリフォームにおいて、理想のキッチンを追い求めていくと簡単に予算オーバーしてしまうことがほとんどですので、こだわる部分を明確にして、工夫を凝らしながらリフォームを考えてみて下さい。

Need help with your home project?
Get in touch!

Highlights from our magazine