家の中でもアクティブに!クライミングウォールがある住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
「クライミングウォールの家」, 有限会社松橋常世建築設計室 有限会社松橋常世建築設計室 Modern houses
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今回ご紹介するのは、リビングにクライミングウォールを設けた家族の住まいです。構造体を上手に利用して家の中でもアクティブでいられる楽しい住空間となっており、子供たちも大喜び。家に子供の遊び場のアイデアが欲しい方やボルダリングの出来る住まいに憧れている方には、何か参考になるヒントが見つかるかもしれません。このプロジェクトは、北海道を拠点に活動している有限会社松橋常世建築設計事務所によって手掛けられました。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう。

撮影:酒井広司

角地に建つ住まい

ロケーションは北海道札幌市。住宅地の中の角地に建つ住まいとなっています。こちらは庭のある側からの外観ですが、大きな開口が設けられオープンな雰囲気が感じられます。通りに面しているため、1階部分は塀で囲むことでプライバシーを確保していますが、程よい高さで抑えられているためそれほど重い印象はありません。木や柔らかい色味の外壁で仕上げられ優しい佇まいをしているこの住まい。跳ね出した2階のバルコニーは、ルーバーでゆるく囲いを設置しており、外観のアクセントにもなっています。

吹き抜けのリビング

こちらは1階のリビングの様子。吹き抜けの作りとなっており、明るく開放感がありますね。テレビボードと一体化した大きな収納が、白を基調としながらもカラフルな色が散りばめられたデザインとなっており、インテリアとしてとてもインパクトがあります。吹き抜けは1階と2階空間をつなげることで、空気や熱の流れを作ったり、気配が伝わりやすい雰囲気となるなど、住宅としての重要な役割を果たします。

クライミングウォールのあるLDK

実はリビングの脇にはクライミングウォールが設置されており子供たちの最適な遊び場となっています。これは構造体の壁を利用して作ったもので、吹き抜けのLDKを上手く利用した素敵なアイデアですね。お子様たちも気軽に運動が出来たり、雨の日も退屈しなくて済むので、きっと喜んでいることでしょう。クライミングウォールはカラフルなので、そこにあるだけでインテリアのアクセントにもなります。このLDKは中庭に面して大きな開口を設けており、いつも明るい自然光が得られて快適な空間です。クライミングウォールの後ろにはダイニングキッチンがあります。

明るいダイニングキッチン

こちらはダイニングキッチンの様子。LDKはリビングとこのダイニングキッチンの間にクライミングウォールが設置されているという作りとなっています。オープン型のキッチンは機能的でモダンなデザイン。ダイニングとの距離が近いため、コミュニケーションが取りやすい雰囲気もありますね。また、このダイニングキッチンはリビングと同様に大きな開口があるため、日当たりが良く十分な明るさに包まれています。

開放的な中庭

こちらは中庭の様子。住まいの敷地を仕切る塀はそれほど高くはなっていないため、屋外の開放感を味わうのに十分な雰囲気があります。LDKには大きな開口を設けているので、中庭でお子様が遊んでいたり、家族の誰かがくつろいでいたりしても、室内から様子が把握できるので安心ですね。週末は家族や親しい人たちを招いてバーベキューなどの屋外アクティビティを楽しんでもいいかもしれません。

清潔感のあるバスルーム

白で統一された明るく清潔感のある洗面&バスルームの様子です。効率的にスペースを利用し収納を設けており、機能的な作りとなっています。洗面と浴室の仕切りはガラスを採用することで視覚的なつながりが感じられ、広々とした印象が生まれています。クライミングウォールで思いっきり遊んだ後は、このお風呂でゆっくりとリラックス出来そうです。

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