バスルームをスパのような雰囲気にするには?

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CASA-KARAKARA, TAKr TAKr Spa
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SPAの語源には諸説がありますが、共通して言えることは水や温泉を使って身体を癒すということです。寒い季節、バスタブにつかる時間はこの上ない幸せを感じますが、自宅のバスルームにスパの要素を取り入れてもう一歩パワーアップした癒しの空間を作ってみませんか?

外部を取り入れる

昨今、家を建てる際バスルームにこだわる人が増えてきました。それは、人々が家に“住む”ということ以上の特別な価値を求めるようになってきたからではないでしょうか?窓を大きくとったバスルームは外の自然からヒーリングパワーを取り入れることもできますし、テラスと組み合わせたバスルームでは太陽も風も夜空も直接肌で感じることができます。写真のバスルームはフォンテトレーディング株式会社が手掛けたものですが、中庭に面したバスルームが清々しい空気感を感じさせます。ゆっくり座れるベンチもバスタイムをさらにリラックスさせてくれるアイテムです。これからバスルームを計画しようという方は、外部とボーダーレスになれるスパのような空間を考えてみてはいかがですか?

家具

石のパワーを使った岩盤浴、みなさんは好きですか?あの体の内側にじわっと届く心地よさに癒されるという方も多いのではないでしょうか?こちらは株式会社ヒーリングが開発したカウチ型の岩盤 “ヒーリングストーンカウチ” です。今まではホテルや温泉施設に行かないと楽しめなかった岩盤が、とうとう家庭でも使用することが可能になりました。写真はカウチの座面クッションを外した状態で白い岩盤が見えていますが、クッションをのせるとデザイン性のある家具として日常的に使えます。こんなカウチが自宅のバスルームにあったらいつでも贅沢な癒しの時間が楽しめますね。

内装の素材

CASA-KARAKARA, TAKr TAKr Spa

最近では温泉施設にスパと言う名前が付いていることもありますが、基本的にスパは湧き出た温泉でなくてもいいそうです。でもリラックスして癒されるという点では温泉もスパもその効果に大きな変わりはありません。ただ、日本人にとっては“癒し”の代名詞のような温泉ですのでその雰囲気を取り入れてリラックス効果を上げてしまいましょう。温泉の内装のイメージは木と石。そんな自然素材を取り入れたバスルームは、そこにいるだけで日ごろの疲れを癒してくれる力があります。

テキスタイルなどのアクセサリー

簡単に自宅のバスルームにスパの要素を取り入れるにはアクセサリーを充実させましょう。これからの季節には、まず見た目にも温かなタオルを揃えると良いでしょう。いつもより少し上質な物を選ぶと、その優しい手触りに癒されること間違いありません。さらに、サウナに使われるような木の桶に香りの良いボディケアグッズを入れてみましょう。アクセサリーを変えるだけでもバスルームの雰囲気が少しだけスパに近づきます。

照明

照明はできるだけ直接照明ではなく間接照明にするとより一層スパの雰囲気が楽しめます。写真のような暗くも明るくもない微妙な明るさは不思議に私たちをリラックスさせてくれます。また光色も様々なものがありますが、スパの雰囲気を出すのであればあたたかな電球色をお勧めします。またキャンドルやアロマポットを使ってバスルームを演出するのも効果的です。照明の明かりをおとしていくつものキャンドルをバスタブの周りに置いて、特別な時間を楽しんでみるのもいいかもしれません。

五感で感じる

ホテルのスパや温泉施設などに足を踏み入れた途端、独特な香りにふーっと力が抜けるという経験はありませんか?木の香りとアロマオイルの香りが混ざったような心地の良い香りです。さて、五感を通して心を癒すことができるのもスパの特徴です。キャンドルの火を見て、アロマオイルの香りを吸い込み、そしてお湯の流れる音を聞く・・・これこそスパの大事な要素ではないでしょうか?みなさんも自宅のバスルームに五感を楽しませてくれる物を取り入れて、癒しのバスタイムを楽しんでくださいね。

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