風水によると、寝室はとても大切な場所のひとつなのだとか。眠っている間に気を取り込むため、ベッドルームはよい気で満たしておくことが大切だそうです。毎日きれいに掃除をしておくことはもちろんですが、家具の配置、寝具やテキスタイルの色などに気を付けることが大切といいます。今日は方角と色を中心として寝室の風水を考えていきます。寝室の方位ごとにおすすめの色が異なるということで、色別にご紹介しますね。
風水で寝室の位置が北東にある場合に取り入れたい色は、白。シーツや枕カバーなどのファブリックも白で揃えるとよいとか。ポイントで赤を取り入れるのもよいそうですよ。他にも、南、西向きのベッドルームでも白を基調としてコーディネートするのがおすすめです。
こちらは東京のインテリアデザイナー・sorama me Inc.の手によるお宅です。白をベースとして木のあたたかさと差し色になっている赤、ブルーがしっくりと馴染んで、とてもかわいらしいですね。
青を取り入れたいベッドルームは、東向き。東は木の気を持つ方角であるため、木製のベッドを取り入れるとよいそうです。木とバランスを取るために水を意味する青を取り入れるのだとか。淡い水色でもよいそうです。
こちらのベッドルームでは、海の中を思わせるような青いラグがかかっています。お部屋の印象を変えたいときや、来客などで生活感を消したいときなどにも、おしゃれなラグを取り入れることで空間に変化をもたらすことができます。便利なアイテムですよね。
風水によると、ベージュは金の気と土の気を併せ持つ色と言われており、金運をアップさせ、運気を育てるという意味を持っているのだそうで、一粒で二度おいしい色なのだとか。この色を取り入れるとよいのが、南、南西、北西のベッドルーム。さらに、男性が使う北向きの寝室に取り入れてもよいそうですよ。
こちらのベッドルームは、ベージュとブラウンでゴージャスにまとめられています。ベッド横に大きな鏡が設置されていますが、風水的には、寝姿が鏡に映るとよくないとされています。寝るときには布をかぶせるか位置を変えるとよいでしょう。
若草を思わせる黄緑色は、色彩心理学的に見てもリラックスを促すためベッドルームに取り入れるのによい色です。風水的に見ると、南東、南西、南西のベッドルームによいとされています。男性が使う北向きのベッドルームにもおすすめです。
こちらのベッドルームでは、壁の色、カーテンにもグリーンが取り入れられていて、爽やかな統一感が感じられます。壁に描かれている白い鳥たちのモチーフが、この空間に軽やかさをもたらしていますね。
色彩心理学的に見ると、優しい気持ちになったり力が入らなくなったりするといわれる色・ピンク。風水の観点からも、女性のさまざまな運気をアップさせてくれる力強い味方の色とされているのだそうです。やわらかであたたかなこの色を取り入れたいベッドルームは、女性のための北向きのお部屋。北は冷えやすいため、暖色を用いることで体の冷えを避けることができます。また、足元にラグを敷くなどしてあたたかく保つことも大切だそうです。
黄色は、太陽を思わせるような明るく輝く色。見ているだけでもパワーをもらえるような感覚になりますよね。風水的には、土の気を持つ色である黄色は、運気やしあわせを育んでくれる色とも考えられているそうですよ。この色を取り入れるとよいベッドルームは西向きの部屋や、男性が使う北向きの部屋。色合いによっては眩しく感じてしまう色なので、こちらのように落ち着いた色味のものを取り入れるといいかもしれませんね。
【風水については、こちらの記事でも紹介しています】
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