狭い部屋でも心地よく!ソファの選び方

Aya F. Aya F.
スペースをつくる機能家具, 株式会社ボーコンセプト・ジャパン 株式会社ボーコンセプト・ジャパン Living room
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ソファは、自宅でのんびりくつろぐときにあるとうれしい家具ですが、狭い部屋に置くと場所を取られて窮屈に感じてしまうことも。最近の住宅事情では、フローリングのリビングが増えているため、床に座るにはちょっと寒々しくて寛げないかもしれませんね。狭い部屋でも狭さを感じさせないソファ選びは、コツを抑えれば簡単です。今回は、形や色、レイアウトなどいろんな角度からおすすめのソファをご紹介します。

建築構造を上手に利用して狭い部屋でもソファを

お部屋が狭いと、配置する家具もいろいろと考えてしまいますよね。ソファは特に幅を取る家具なので、置く場所や形、サイズなどいろいろと頭を悩ませるのではないでしょうか。リビングのサイズやデザインによっては、ソファを置かずに座る場所を作る、というトリッキーな方法ができるかもしれません。例えばこちらのように、出窓になったスペースがあるならば、その高さや幅によってはクッションを敷くことで家具として利用できそうです。外を間近に感じられる空間なので、明るくて気持ちがよさそうですね。

狭い部屋ならソファは低いものを

コンパクトサイズのアパートでは、家具はなるべく低いものを取り入れるのがコツ。視界を遮るものがあると、狭く感じるためです。棚などの高さのあるものは壁面に配置して、ソファは低めの物を選びましょう。色合いも、白や明るいグレーなどの明度の高いカラーリングを意識するとなおよし。色がちょっと物足りないのであれば、クッションなどのテキスタイルでアクセントを取り入れると、華やかさやクールさが加わりますね。

収納付きベンチで複数の役割を

お部屋が狭いため、収納場所をなるべく増やしたい、というのであれば、収納付きの家具を選ぶといいですね。デザインによってはそれほど物が収められないこともありますが、例えばこちらのように棚の上にクッションを置いたような形状のベンチであれば、足元にたくさん物が収納できて、一つで二度おいしい家具として活躍してくれそうです。こちらのように籠を使って収納すると見た目にもかわいいですし、本棚として大判の書籍を収めてもいいですね。

コンパクトルームに便利なソファベッド

小さなお部屋で、ソファもベッドも置けない!という場合の強い味方は、ソファベッド。来客時や日中はソファとして使い、夜はベッドとして広げて使えるため、狭い部屋でもすっきりと見せることができます。素材や造りによっては耐久性に問題がでることもあるかもしれませんが、よく探すと、寝心地のよさも座り心地のよさもいいという製品もあるようです。逆に、ベッドを座る場所として使うのもアリですね。日中用のラグや大きなクッションを取り入れるとよさそうです。

一人掛けで贅沢に

家に人を呼ぶ予定もないし、ひとりでゆったりくつろぎたい、という方には、一人掛けの椅子がおすすめ。最近ではお手頃な値段のものから、デザイナーものの高級椅子までさまざまあるので、懐具合と座り心地とを比べながら選ぶといいですね。こちらは東京のインテリアショップ・MOCTAVEの扱うラウンジチェア。オットマンまでつけると、足を伸ばしてゆったりとくつろげそう。座面はファブリックと天然皮革とが選べます。頭まですっぽりとサポートしてくれるため、このまま寝てしまいそうですね。

大きなクッションで代用

リビングに大きな家具を置きたくないという場合には、大きなクッションをソファ代わりにしてみるのもよさそうです。最近では、いろんな会社からビーズ入りの大きなクッションが販売されていて、人気です。一人でごろんとくつろぎたいのであれば、こんな家具を取り入れてみるのも一つの手。ただ、ビーズクッションは、布地を傷つけると中身が出てしまうこともあるため、使用するときには注意が必要です。

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