住宅地でも空を感じる生活を!モダンで優しい家族の住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
空と暮らす家(スキップフロア), 設計事務所アーキプレイス 設計事務所アーキプレイス Modern dining room
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今回ご紹介するのは、住宅密集地にありながら空を感じる生活が可能になったモダンな住まいです。周りが建物に囲まれ色々な制限があるにもかかわらず、気持ちのいいデッキテラスや開放感あふれる室内空間が出来上がり、お子様のいるご家族が伸び伸びと暮らしを楽しめる快適な家となっています。この住まいを手掛けたのは、東京を拠点に活動する設計事務所アーキプレイスです。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

落ち着いた佇まいの外観

東京の住宅が密集している地域に建つこの住まい。敷地は、北側に道路があり他の3方向は建物に囲まれているという、難しい状況下にあります。このように面積や高さなど厳しい制限がある中、建築家によって様々なアイデアが施され、住まい手である30代のご夫婦とお子様が快適に暮らせる家族の家が出来上がりました。ガルバリウム鋼板の外壁がお洒落で目を引く、シンプルでモダンな雰囲気の外観です。

スキップフロアでつながる室内

こちらは玄関・階段室の様子です。白を基調としたシンプルでナチュラルな室内空間は、木のぬくもりを感じる優しい雰囲気。収納スペースもたくさん設けられスッキリとしています。住まいの建物は、RCの半地下の上に2階分の木造を載せた作りとなっており、半地下からロフトまでが半階ずつゆるやかにつながっていくスキップフロアの構成となっています。この玄関も半階上がった所にLDK、そしてその半階上が水廻りスペースとなります。

デッキテラスとつながるLDK

こちらは生活の中心となるLDKの様子。その南側には、壁で囲われたデッキテラスが設けられています。天気のいい日は青空の下、このデッキテラスで優雅に食事を楽しんでも気持ち良さそうですね。LDKには大きい高窓を設けることで、開放感と共に気持ちのいい光と風が室内にもたらされます。オープン型のキッチンは広々としていて、背面には十分な収納も設けられておりとても便利で使いやすい印象。キッチンの隣には造り付けのデスクを設け、ワークスペースとしています。

自然光が差し込む空間

こちらはデッキテラス側から見たLDKの様子。下の小さな開口の奥に見えるのが玄関となっています。LDKに設けられた高窓からは自然光が差し込み、このように室内に気持ちいい明るさをもたらしているのがわかります。リビングの上部に見えているのが子供部屋の開口となっており、LDKと子供部屋が空間的につながっています。

気配の伝わる子供部屋

こちらは子供部屋の様子です。優しいイエローの壁の色がかわいらしい雰囲気を演出。高い位置に設けられた大きな窓からの自然光で明るく、空間には広々とした開放感もあり、子供達もここで伸び伸びと過ごすことが出来そうです。窓の下にある開口はLDKとつながっており、子供がこの部屋にいても下にいる両親に気配が伝わるようになっています。子供達もここからLDKの様子を伺ったり気軽に両親に声をかけることも出来るので、お互い安心感を持って過ごせますね。

空を感じるテラス

LDKの延長上に位置するデッキテラスの様子。周囲が壁に囲まれている作りなので、外部の視線を気にすることなく、リビングのリラックス感をそのままにこのデッキテラスでも空を見ながらゆったりと過ごせそうです。囲みの一部に開口を設けることで、外の様子も感じられるようになっています。住宅街で建物に囲まれた敷地でも、このように空を感じる生活は可能であるということをこの住まいは教えてくれているのかもしれませんね。

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